イエスキリストの
愛するみなさんへ
ヒラン・インディカ
誰でもみ国の言葉を聞いて悟らなければ悪いものが来て
心の中にまかれたものを奪い取る。 マタイ 13:19
この言葉を通して主イエス・キリストはわたしたちに注意しなければ
ならないところを教えて下さっているのでないかと思います。
わたしたちは新しいことを毎日のように学んでいると感じます。
学校や大学に通いながら身につけようとする内容にしてもスポーツや
趣味をやってみたいと思ってしているどんなことでも学ばなければ
ならないところがあるでしょう。そしてその学ぶ方法としては先生の
話を聞いたり、ビデオまたは先輩の行動を見たり、本を読んだりする
ことかもしれません。そのように学んだあるいは身に付けたものは
だいたい元の形に似ているでしょう。勉強の内容でしたら内容はそのまま
です。スポーツのことでもやり方は規則を守らなければならないから
だいたい元の形に似ているところが多いのではないかと思います。
このような日常生活を送っているわたしたちが聖書のみ国の言葉も
学んでいるでしょう。み国の言葉を聞いて学んでいるわたしたちに
み言葉そのものである。イエス先生からの大事なヒントは ほかの
勉強も学ぶだけではなくて、悟るようにすることで人生を変える。
そして、全世界も変える力になるに違いないと思いますが、み国の
言葉というものは悟らなければ、み言葉を聞いた意味がないのでは
ないかと思います。ですから、み言葉を悟るというのはその言葉を
自分のものにすることです。自分なりの表現で心に留めて自分なりの
行動でみ言葉を活かすことです。
み国の言葉を聞いて悟ることが出来た使徒パウロがその気持ちを
ガラテヤの信徒への手紙でこのように言っています。
「生きているのはもはやわたしではありません。
キリストがわたしのうちに生きておられるのです。」 ガラテヤ2:20
そう考えてみると悪いものからわたしたちを守って下さるのは
悟らせたみ言葉としてわたしたちのうちに生きておられるイエス・
キリストの力ではありませんか。わたしたちの力であり得ないと
思うすべてが可能になるために必要な一番の行動は、み国の言葉を
悟ることだ、と思います。
誰でもみ国の言葉を聞いて悟らなければ悪いものが来て
心の中にまかれたものを奪い取る。