ソーシャルメディアが盛んになってきている時代です。
ほとんどの人がその影響を受けて、人生の見方や感じ方は、
ますます変わりつつあるように思います。
現実の世界は、魅力的なものであったり、速やかであったり、
便利であったり、生きる時間が豊かになってきているようです。
しかし、本当の心の奥底はどうなっているのでしょうか。
真の幸せを探すためといって、外に向かって走ることは、
終わりがない道を進んでいるように思います。
幸せに見える瞬間に出会っても、見つかったとたん消えてしまうことが、
その人生をもっと走らせる結果になります。
けれども、信仰をもって真の幸せを探している人は、
いつも四旬節を通して恵みの時を迎えます。
イエス様は、このように勧めて下さいます。
施しをするにしても、祈りをするにしても、断食をするにしても、
「人に気づかれず、隠れたところにおられるあなたの父に見ていただくためである。
そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。」
(マタイ6.18)