イエス様の母マリアはいつも、もちろん、十字架の時もイエス様のそばにいました。同じように、いつも全教会ともいてくださいます。聖マリアの生き方から現れる特質の一つは、信じる心でしょう。
現代社会はコロナ禍を経験するまでは、形の発展にあまりにも力をかけていたといえます。進歩してきた社会は今経験しているパンデミックで、どうなっているのでしょうか。一人ひとりの信じる心はどうでしょうか。
特に先を読めないような危機を過ごしている時、一番力になるものは信じる心だと思います。まず、自分より大きな存在を信じる事です。その結果、自分自身を信じる心が生まれるのです。
「私を見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」(ヨハネ20.29)というイエス様の言葉が私たちの力になりますように。