＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊　　　神父様の言葉　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

皆様、こんにちは。お元気でしょうか。

子供一人一人から私たちは学んでいます。これは何年も前の小学校の先生の話です。彼女の名前はミセス・トンプソン。彼女は新しい学年が始まる初日、5年生のクラスの前に立っていました。彼女は子供たちに嘘をついてしまいました。ほとんどの教師と同じように、彼女は生徒たちを見て、彼らを愛していると言いました。しかし、それは不可能なことでした。彼女のクラスにテディ・ストッダードという名前の小さな男の子がいました。先生は一年前からテディを見ていて、彼が他の子供たちとうまく遊んでいないことに気づきました。テディは心が沈んでいたのかもしれません。先生は書類に幅広の赤いペンで印を付け、太字の「×」 を書き、書類の上部に大きな「F」の文字を付けました。

先生が教えていた学校では、先生は各生徒の過去の記録を確認する必要がありました。そして彼女はテディの記録を確認することを最後まで延ばしていました。しかし、彼女が彼のファイルを確認したとき、彼女は驚きました。

テディの 1 年生のときの先生は次のように書いていました。「彼は習ったことをきちんと書きますし、マナーも良い。彼と一緒にいて楽しい。」
彼の 2 年生のときの教師は次のように書いていました。「しかし、彼は母親が末期の病気にかかっており、家での生活は苦労しているに違いないため、彼は困っています。」
彼の 3 年生のときの教師は次のように書いていました。「彼は最善を尽くそうとしますが、父親はあまり関心を示さず、対策を講じなければすぐに家庭生活に影響を与えます。」
テディの 4 年生のときの先生は、「テディは引きこもりで、学校にあまり興味を示しません。友達も少なく、授業中に寝てしまうこともある」と書いていました。

今では、先生は問題に気づき、自分自身を恥じています。生徒たちが美しいリボンと明るい紙に包まれたクリスマスプレゼントを持ってきました。テディのプレゼントだけ、買い物袋に入っていた重い茶色の紙でぎこちなく包まれていました。先生は他のプレゼントの真ん中でそれを開けようと苦労しました。彼女が石の一部が欠けているラインストーンのブレスレットと、4分の1の香水が入ったボトルを見つけたとき、何人かの子供たちは笑い始めました。しかし、先生はブレスレットがどれほど美しいかを説明し、ブレスレットを身に着け、手首に香水を軽くたたくと、子供たちの笑いを抑えました。テディ・ストッダードはその日、放課後、「ミセス・トンプソン、今日は私のお母さんと同じ匂いがする」と言いました。子供たちが笑った後、彼女は少なくとも1時間泣きました。その日のうちに、彼女は教えること、読むこと、書くこと、算数をやめ、代わりに子供たちに教え始めました。

先生は、テディと一緒に勉強をしている間、特に注意を払い、テディの心は生き返ったように見えました。彼女が彼を激励すればするほど、彼はより速く反応するようになりました。その年の終わりまでに、テディはクラスで最も賢い子供の一人になりました。そして、彼女の嘘にもかかわらず、先生の愛する生徒の一人になりました。1年後、彼女はドアの下にテディからのメモを見つけました。 「先生は今では私の人生で最高の教師です」と書いてありました。

6年後、テディから手紙が来ました。そこには、「高校をクラスで 3 位で卒業しました」と書いてありました。また、「先生は今でも私の人生で最高の教師です」と書いてありました。それから 4 年後、彼女は別の手紙を受け取りました。その内容は、「時には辛いこともありますが、自分は学校にとどまり、大学を最高の成績で卒業します」というものでした。彼は、先生が今でも自分の人生で最高のお気に入りの先生であると保証しました。それからさらに4年が経ち、別の手紙が届きました。今回の手紙には、「学士号を取得した後、もう少し先に進むことにしました」と書かれていました。また、「先生は、私がこれまでに会った中で最高のお気に入りの教師です」と書かれていました。彼の名前は少し長くなって、手紙には「テディ・ストッダード, M. D.」と署名されていました。

話はそれだけではありません。春には別の手紙が来ました。そこには、テディが女の子にめぐり合い、その子と結婚するつもりだと書かれていました。彼は、父親が数年前に亡くなったことを話し、先生が結婚式で新郎の母親のための特別な場所に座ってもらえるかを心配に思っていました。もちろん、先生は賛成してくれました。そして、どうしたと思いますか？彼女は、いくつかのラインストーンが欠けているあのブレスレットを身に着けていました。彼は、先生が、“母親が最後のクリスマスに一緒に身に着けていた”あの香水をつけていることを確認しました。彼らは抱き合い、ストッダード博士は先生の耳元で囁きました。「私が重要だと感じさせてくれて、私が違いを生むことができることを示してくれてありがとう。」先生は目に涙をためてやって来て、ささやき返しました。「テディ、あなたはすべて間違っています。あなたは私が違いを生むことができると教えてくれた人でした。私はあなたに会うまで教え方を知りませんでした。」

イル神父