**************   神父様の言葉   ***************

メリークリスマス Merry  Christmas!

皆様、こんにちは。

パパ様は11月19日を「貧しい人のための祈願日」とされ、祈りに行いが伴うように呼びかけられました。皆様はどんな祈願をなさったでしょうか。

さて今回は、昨年シェイ・カレン神父様が書かれた素晴らしいメッセージを皆さんと分かち合いたいと思います。

『クリスマスが、特に子どもにとって、こんなにも待ち遠しく、楽しみで、幸せな気持ちになるのはどうしてでしょうか。それは子どもたちが愛と思いやりと分かち合いを与えられる贈り物のためでしょう。裕福な家庭の子どもは、入学や卒業、記念日、誕生日など、たびたび贈り物をもらうので慣れてしまっています。でも、世界にはほとんど何も持たず、一年に一度のクリスマスプレゼントが忘れられない、最高の喜びという貧しい子どもたちがたくさんいます。クリスマスの意味は、持てる人が持てない人の心に寄り添い、手を差し伸べて、平等な社会にするために行動する、思いやりと分かち合いのときです。』

『今日の世界で、排除された何百万人の子ども、何十万もの飢えたこどもたちについては言うまでもありませんが、われわれが彼らと分かち合うことは義務であり、それは光栄であり、恵みです。われわれの豊かさの中から与え、自分のために保持しないのはクリスマスの精神です。われわれが生涯にわたってすべきことは、自分のためだけではなく、他者を助けることです。自分の家族で分け合うのは自然の美徳ですが、困っている人、見知らぬ人を助けることは偉大な善意と人徳の行為です。善き隣人になることです。』

聖家族にとって「はじめてのクリスマス」はとても困難なときでした。ですから戦禍のうちにある人々や、貧困から抜けだそうとしている人々とともに、クリスマスを幸せなときにして、主の平和のうちに過ごせますように。

クリスマスおめでとうございます。

イル神父