2月25日、伊丹教会で御受難修道会、
中村 克徳 神父様をお迎えして、
「イエスの受難と私たちの信仰」をテーマに、
お話ししてくださいました。
神父様のお話の中で、心に残った話があります。
それは、、、
第二次世界大戦の最中、ナチス時代、
神学生だった人は親衛隊に選ばれ、ロシアに行く予定が、
急に変わった。
次の戦いに行ったとき、死んでいくカトリック信者がいたので、
大聖堂に行き、ピストルを持って御聖体を特別にもらった。
亡くなる信者に御聖体の準備をしていると、
起きて跪いて待っていた。
この神学生たちは何日もの間、自分の体重よりも重い十字架を、
いつ・どこでいただき・何日間背負われたか、
戦後生まれの私たちには、わかりません。
どんな思いで、あの辛い列車に乗ったことでしょう!
ですが辛く苦しいとき、あまりにも十字架が重すぎて倒れそうになりながら、
それでも神を信じ、主イエス・キリストを信じて歩く私たちは幸いだと、
改めて実感しました。
なぜなら共に、私たちの十字架を背負い、
私たちが思いもよらない、素晴らしい方向に、
導いてくださるからです。
そして気づくのです。神は私たちと共に、
いつもいてくださることを。