今の私は便利なもので恵まれているでしょう。それは感謝の気持ちを忘れず生きるなら、
沢山のいいこともあるかもしれませんが、実際、幸せはどうなっているのでしょうか。
便利なものばかり探していると、苦労してまでとか、ちょっとでも面倒なこととかを
あまり好まなくなるでしょう。
でも、人生を振り返ってみると、楽をして得た楽しみよりも、苦しみながら得た幸せの
方が自分を育てているでしょう。そして、自分の苦しみの深い意味が分かった時こそ、
本当の自分の生きる意味を味わうのです。その時、苦しみはもう苦しみではなく、恵み
だと言えます。
イエス様が受けねばならない洗礼は、そうだったに違いないです。
私にとって、苦しみはどんなものでしょうか。
ヒラン・インディカ神父