イエスは言われた、「清くされたのは10人ではなかったか。
ほかの9人はどこにいるのか。この外国人のほかに神を賛美するために
戻ってきたものはいないのか。」 ルカ 17:17-18
2018年の終わりが近づいたこの時期、今年の体験に対して私たちは
どう思うでしょうか。神様からの恵みと支えをいっぱい感じていると
思います。伊丹の教会でも何人かが堅信の恵みに与ったことや結婚の
秘跡を通して新しい歩みを始めたことなどすべての出来事を通して
神様が私たちに呼びかけて下さっているのです。そして私たち
一人一人の中でも、大事な呼びかけあるいは神様が私たちと関わって
下さったことが間違いなくあります。
それは 福音者ルカが書いている重い皮膚病を患っていた10人と
イエス様が関わったことと同じです。その関わりによって私たちが
力づけられて清くなっています。この一年間の経験を感謝の心で
思いめぐらしてみることは、福音者ルカが書いていた神を賛美する
ために戻ってきたサマリア人に似ているのではないかと思います。
いろいろなことを体験してから神様のところに戻ってくる行動が
一番大切です。そうして戻ってきた人しか聞こえなかった恵み深い
言葉があるからです。
「立ち上がって行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」
ルカ17:19
1868年6月17日、ムニクウ神父が神戸に着任されたことで、大阪教区の
再宣教が始まりました。再宣教150周年を迎えたわたしたちは、その信仰と
使命を受け継ぎます。
福者ユスト高山右近がわたしたちの信仰を支えてくださいますように。