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今月の神父様のお話2017年12月04日

イエスキリストの
愛するみなさんへ
                      ヒラン・インディカ

「自分に命じられたことをみな果したら『私どもは取るに足りない
僕です。しなければならないことをしただけです』と言いなさい。」
                          ルカ17:10

2017年のことを考えると感謝の気持ちがいっぱいで私たちが神様から
いただいた使命を力を尽くして果たしたという、素直な思いがあるの
ではないでしょうか。大人であれ、子どもであれ、私たちが出会った
人すべてが私たちを新たにしてくれたに違いないと思います。また、
私達が出会った人びとの中で色々な方法で私たちに素晴らしい影響を
与えてくださった方もたくさんおられると思います。そのすべては
私たちが神様からの使命を果たすための神様の導きだったのではない
でしょうか。ですから、満足感に満ちたうれしい気持ちを持って神様に
感謝を捧げるとしたらどんな言葉が一番ふさわしいでしょうか。
『私どもは取るに足りない僕です。しなければならないことをしただけ
です』 というのが一番だと思います。
そういいながら少し考えてみたいと思ったのは、「しなければなら
ないこと」とはどんなことでしょうか。お父さん、お母さんから私が
時々聞いていた悩みがあります。特にスリランカのお母さんたちから
言われていたのは「神父さま、私たちが私たちの子どものためにこんなに
いろいろやっているのに子どもたちはそれをわかってくれない」とか
「私たちは子どもたちに何もしてやれていない」と。それを聞いていた
私がいつも思ったのはお父さん、お母さんがいろいろなことをしている
のは本当ですけど、子どもたちが本当にしてほしいことをしているので
しょうか。簡単にいうと一緒にいることです。子どもたちのために一緒に
いる、という時間を与えることと私は思うようになりました。
ですから、もしこの「しなければならないこと」についてやっている
側と受け取る側、あるいは相手側の理解がよくなければ、私たちがどんなに
まじめにやっていたとしても、無駄なものになってしまうのではないで
しょうか。ですから、私たちがどんな使命を果たそうとしても、まず
しなければならないことを聖霊の導きによって悟る必要があると思います。
そしてそれを悟られた上で果たす使命は実りに違いないと思います。

「自分に命じられたことをみな果したら『私どもは取るに足りない
僕です。しなければならないことをしただけです』と言いなさい。」
                            ルカ17:10